九重おひさまファームは野菜苗の
生産販売を行う農業法人です。

0973-73-0040
受付時間/9:00~17:00(平日のみ)

事業内容

野菜苗生産販売事業

ハウス一面のトマト

野菜苗の中でも主に、果菜類(※)の接木苗の生産を行っています。
果菜類には「苗半作」という言葉があり、苗の段階の生育によって、果実のつき方や、収量が大きく変化します。

営利農家の高齢化や、企業型農業が増えてきた現在では、当社のような育苗専門の会社が必要とされています。

(※)果菜類…トマト・キュウリ・ナスのように、果実の利用を目的とする野菜のこと。

果菜類の接木苗の生産

関連会社のベルグアースで接木されたヌードメイク苗を用い、接木後の育苗を行っています。
接木苗の生産には、養生・順化作業といった高い栽培技術が必要です。

一般的なプラグ苗、ポット苗に加え、トマトの生長点を2本に仕立てた苗や、水耕栽培用の苗など、多様化するお客様のニーズに応えられるよう、新しい技術の探究にも積極的に取り組んでいます。

白ねぎ苗の生産

大分県は白ねぎの産地です。白ねぎ苗の生産・販売を行い、県内の生産者様へ納品しています。

土壌からの病気のリスクを減らすため、地面から浮かせた生産方法を徹底しています。

花苗の生産

夏に涼しい気候を利用して、ガーデンシクラメンの9㎝ポット苗を生産しています。

茶苗の生産

茶苗の生産を行っています。
育苗期間が長い茶苗の生産は、病害虫の防除が重要になります。当農場は標高が900mと高く、冬に気温がマイナスまで下がるため、害虫の越冬が抑制されリスクが低減できます。

茶苗

茶苗

 

接木苗の生産工程

接木された苗を培地に植込みます。
接木時に台木の根をカットしていますので、植込み後数日間は被覆資材を用いて発根・活着を促します。次第に被覆資材を使う時間を短くして、苗をハウス内の環境に慣らしていきます。これを養生・順化といい、高い栽培技術が必要な工程です。

 

養生・順化が完了した後は、水や肥料の管理で苗の生育をコントロールします。水かけは、苗の大きさや土の乾き具合を見ながら手潅水で行います。どのタイミングでどれだけ水や肥料を与えるかは、苗の健全な生育に大きく影響します。加えて、必要に応じた農薬散布で、病害虫を防除します。

 

ポット苗の場合は、丈夫に育てるため、苗と苗との間隔を広げるスペーシングを行います。

1つ1つの工程を丁寧に行い、心を込めて育てた苗をお客様のもとへ出荷します。